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明治29年誕生、

幻のケチャップを復刻―。

横浜で生まれた日本初のトマトケチャップである「清水屋ケチャップ」

開港資料館所蔵の当時の資料や証言などを元にその味を再現しました。

昔の日本に確かにあった正統派の味。有機食材100%、無着色、増粘剤・保存料など添加物不使用です。

Information

●2024/9/27
一部商品にてオンラインストアが再開しております。
*運送費値上げのため、一部価格改定がありますことを何卒、ご理解賜りますようお願いいたします。


●2024/9/9​
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清水屋ケチャップの歴史

清水屋ケチャップの誕生には、稀代の先人の行動力、そしてそれを遺していこうとする人々の想いが存在しています。

​1.はじまりは文明開化の横浜で―

「横浜市史稿」によると、慶応2年(1866)頃、横浜・子安村(現・神奈川区子安)の堤春吉が西洋野菜の栽培を始めたと言われています。

やがて子安村の西洋野菜畑は鶴見方面に伝わりました。

栽培農家の一人、清水與助(よすけ)は、トマトの加工事業に乗り出し、1896年にトマトケチャップの製造会社「清水屋」を創業しました。

 

これが国内初のトマトケチャップと言われています。

大釜でトマトを煮る清水與助

(写真)横浜開港資料館所蔵

2.清水與助(よすけ)の挑戦

西洋野菜自体がまだ珍しいこの時代―。

トマトも現代のような品種改良されたものではなく、青臭く、敬遠されがちであったと言われています。

そんな中、與助は傷ついたトマトを原料に使用し、南洋の香辛料を追い求め、ケチャップの味や作り方の研究に労を尽くしました。

そして出来上がったのは、宮内省御用達にもなったと言われる極上のケチャップ『清水屋ケチャップ』です。

ビール瓶にケチャップを詰める

(写真)横浜開港資料館所蔵

3.受け継がれる 味と開拓者精神

150余年の時が経ち、現代日本。
長野県でトマトソースを作っていた丸山(現:&CRAFT エムズプランニング代表取締役)は、ふと「トマトはどうやって日本に来たのだろう」と考えました。

その歴史を追っていたある時、横浜開港資料館の地下に眠っていたあるラベルに出会います。


それは、清水與助が当時自らデザインした、清水屋ケチャップのラベルでした。


明治時代のラベルは、丁寧にフィルムにはさまれ、製造から百何十年経ても、まるで新品のようでした。

清水屋ケチャップラベル

(写真)丸山所蔵

4.紐解かれる歴史

ラベルを資料館に寄付した金子とよ子さん(故人)は、清水與助の孫にあたる人物でした。
おばあちゃん(金子さん)は幼い頃に與助を手伝った記憶を持つ、言わば與助の生き証人となる方です。

 

清水屋ケチャップと清水與助の精神にすっかり魅せられていた丸山和俊は、ケチャップの復刻を決意。おばあちゃんに協力をお願いしました。

「どうやって作るか分からないが、あなたがやるならお任せします」

こうして、おばあちゃんの証言と、横浜市や、資料館の研究員の方の協力のもと、ケチャップ復刻作業が始まりました。

清水屋ケチャップラベル

東京新聞 2000年8月2日掲載

5.謎の香辛料「ズク」

復刻には、おばあちゃんの記憶が頼りでした。
おばあちゃんが小さい頃、かごいっぱいの調味料の「ズク」を運んだ思い出があるそうです。しかしおばあちゃん本人にも「ズク」が何なのかわからない。

 

「大きくて、生姜みたいにごつごつしたもので、海外から横浜港に運ばれて来ていた。それを仕入れて、すりおろしてたっぷりケチャップに入れていた。」


丸山は、多方面の有識者に問い合わせ、自らの足で海外の市場を周りました。台湾の市場で「ショウズク」と書かれた香辛料(カルダモン)を見つけ、おばあちゃんに見せましたが、おばあちゃんの記憶のズクとは形も大きさも違うようです。

しかし「豆蔲(ズク)」という表記のあたりがついたため、インターネットでくまなく情報を探り、ようやく「肉豆蔲(ニクズク)」にたどり着きました。

 

再び台湾へ渡り、市場で手に入れたニクズクをおばあちゃんに見せると「これ」だと

 

ニクズクとはナツメグのことだったのです。

ズク(ナツメグ)

6.私たちが伝えたいこと

2年の歳月を経て復刻版清水屋トマトケチャップがようやく完成しました。トマトの味も野菜の品質も、当時と現代では異なります。だからレシピをそのまま再現するのではなく、トマトや香辛料、玉ねぎもすべてオーガニックにこだわり、どのご家庭でも安心していただけるケチャップに生まれ変わりました。


私たちは、清水屋ケチャップを通して、清水與助という人、そしてその開拓者精神を伝達していきたいと考えています。


まずは一口、文明開化のロマンと、昔の日本に確かにあった正統派のケチャップの味を感じてください。

フレッシュトマト

​レシピ1

四川風『エビチリ』

日本で初めて作られた四川風エビチリ。仕上げの卵でまろやかな味に。

エビチリ.jpg

レシピ2

ハバネロマーボー豆腐

横浜名物!甜麺醤を使わず、家にあるもので簡単にできます。

麻婆豆腐.jpg

おすすめレシピ

ご家庭のお料理が、本格的な味に変身。
清水屋ケチャップを使った簡単でおいしいレシピをご紹介します。

オンラインストア
通販でのご購入
 

大切な方への贈り物にも。

トマトや香辛料、玉ねぎもすべてオーガニック。

味のポイントであるナツメグの配合率にこだわりました。

フルーティーな香りとトマト本来の旨みが口の中で広がります。

オフラインストア
店頭でのご購入
 

横浜を中心に、全国のデパートやお土産物店などでご購入いただけます。

横浜清水屋直営店

SENGAWA-PASTA 仙川パスタ

東京都 京王線仙川駅から徒歩2分。

清水屋ケチャップの店頭販売がございます。

店内の製麺室で毎日粉から打つ生パスタをご賞味ください。

横浜市役所

横浜土産よこはまメモリーズ

神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地の10

横浜開港資料館

神奈川県横浜市中区日本大通3

高島屋横浜店

神奈川県横浜市西区南幸1丁目6番31号

2416マーケット

神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 NEWoMan YOKOHAMA 6F

COOK&DINE

三井アウトレットパーク横浜ベイサイド店

葉山店

横浜の土産店

横浜赤レンガ倉庫・横浜マリンタワー・

横浜ランドマークタワーなど

About us
 

『おいしいもの、本物にこだわりたい』

 

&CRAFT(小さな手作り工房) グループは、小さいけれど、

まじめに一生懸命作っている食品工房を応援しています。

当たり前のことを手を抜かずにしっかり作る。

本物を作り続けることは、費用と時間がかかりとても大変で価格も高い

 

でも、私たちは、おいしいもの、本物にこだわりたい。

 

清水屋ケチャップは、明治29年【1896年】に日本で初めてトマトソースや

トマトケチャップを作った会社です。

工業化の波にのまれ昭和初期には廃業しましたが私たちはそのチャレンジ精神を大事にし、

現代によみがえらせました。

 

当時トマトは、品種改良前でおいしいものではなかったようです。

創業者の清水與助が近所に配ったトマトは家の前に捨てられていたとの話を聞きました。

トマト畑の生産者が次々にやめていく中、與助は、あきらめず売れ残ったトマトから

ケチャップを作り、世の中に一石を投じました。

これが『おいしいもの、ほんもの』の始まりです

 

日本各地には、世界一流の有名シェフが驚くおいしいものがたくさんあります。

自分たちが作るソース・ドレッシングはもちろん、各地で頑張っている本物を作る仲間の商品も

一緒に紹介していきたいと思い、小さな工房の集まり『&CRAFTグループ』を作りました。

 

本物の味を味わってください。

小売店・飲食店の皆様へ

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清水屋ケチャップは、小売店・飲食店への卸販売も承っております。

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